ランニング初心者の挫折感 モチベーション低下
私がやっと５kmをなんとか走れるようになった頃です。休まずには走れるようになったけれど、途中しんどくてしんどくて。『楽に走れるようにならないのかな？』『進歩してない？』と少し悶々とした時期がありました。
そんな時です。
初めて分かった『応援』の力
よくマラソンの優勝者がインタビューなどで、『沿道の応援が力になりました！！』とか言っているのを、ずっとマラソンファンへのリップサービスだと思っていました。でも自分がランニングしている時に応援してもらって初めて『力になる』ことがわかりました。
ランニングを始めて２、3ヶ月した頃。いつものように会社から帰ってからランニングをしていました。もう少しで折り返し地点というところで結構辛くて。今日はこの辺で歩こうかなぁなんて挫けそうになっていた時です。
狭い２車線の向こう側の歩道から可愛らしい声が聞こえて来ました。
『がんばれ〜！』
声のする方に顔を向けると、お母さんと散歩中の小さい女の子が。こっちに向かって手を振ってくれました。私に向かって声援を送ってくれたのでした。すごく嬉しくて手を振りかえして大声で『ありがとう！！』と思わず言ってしまいました。私は結構シャイなので、子供とはいえ見ず知らずの人に声を張って挨拶するとか苦手なのですが、この時は本当に嬉しくて思わず声が出てしましいました。
女の子の応援の後は、生き返ったように元気になって走り切ることができました。
マラソン大会でもないのに、沿道から声援を送ってもらえるなんて滅多にないことなので、私はとてもラッキーだったと思います。今もその女の子の声は耳に残っていて、たまに『がんばれ〜！』が聞こえてきます。
ランナーの強い味方『応援』のいろいろ
・声援
走っている時に毎回沿道から声援を送ってもらえると、特に初心者ランナーは走る楽しみやモチベーションUPにつながりますが、なかなかそれは難しいですよね。
一度マラソン大会などに出てみて声援の嬉しさを体感してみるのも良いかもしれません。
・SNSを利用する方法
私はSNSで見ず知らずの人と繋がったりするのは苦手で面倒になって直ぐにやめてしまいましたが、他の人が『今日は◯◯km走りました』とか『走っていて◯◯なことがありました』とか見て『いいね』を押したり自分が発信した言葉に『いいね』を押されたり、たまにコメントをもらったりすると嬉しくなってモチベーションUPに繋がったりしますので、そう言ったのがお好きな方はオススメです。
・アプリを利用する
私はナイキのランニングアプリを利用しています。『Nike Run Club』です。
アプリの中に『友達』から声援が届く、送れるという機能がありオススメです。家族や友達に『友達』になってもらい自分がランニングに出たら『友達』から声援が届きモチベーションUPにつながります。
私は友達にお願いして『友達』になってもらってました。友達は一人(友達少ないです(笑))でしたが、ランニングに出る度に応援をしてくれて、時にはランニング中に2回も応援ボタンを押してくれて励まされたことが何度もあります。
（今、友人のスマホに不具合が生じていて通知が届かなくなったらしくて。応援が貰えなくなり寂しい限りです。）
・自分を応援
ランニング中は何かと考え事をしがちですよね。姿勢や足の着地などランニングに集中している時は良いのですが、会社でイヤなことがあったりしたらそのことを考えたり。そんな時は私は、『せっかくランニング中なんだからつまらないことを考えるのはもったいない！外の景色を楽しんで、空気の匂いを感じよう。』『ぜんぜん走れなかった私が、こんな風に毎日楽しく走れるようになった。ランニングは気持ち良い。楽しい！！』ランニング中は走れることの幸せを感じて、自分の進歩に喜びを持ちましょう。いつも前向きで走っている自分が大好きでいましょう！
応援を力に ランニングを続ける楽しみの一つになれば
ランニングは楽しくて続ければ続けるほど、自分自身や自然、その他いろいろなことに新しい発見があります。
応援がランニングを続けるヒントになるかもしれません。
他人からの応援、友人家族からの応援、そして自分での応援。
応援を受けることで前向きで幸せな気分となり、ランニングの楽しみの一つとなるかもしれません。
かりぴん振り向く
